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yaMPC 1.3.1 / 最終更新日 2019.11.13
注記: yaMPC は Music Player Daemon (MPD) のクライアント・アプリですので、MPDが必要になります。MPDを初めて導入される場合は、Raspberry Pi上で動作する Volumio か MoOde をインストールするのが最も簡単な方法です。.
Connection Settings
最初にyaMPCを起動すると、MPD接続設定画面(Connection Settings)が表示されます。接続情報を入力してください。入力が完了したらSaveボタンを押してください。 Name, Serverは入力必須の項目ですから、入力をするまでは、Saveボタンはアクティブになりません。Portも必須項目ですが、既定値の6600が入力済になっています。
カバーアートを表示する必要がなければ、このステップは不要です。このメニューが表示されたら Cancel (no cover-art) をタッップしてください。
Server欄を記入後、URL欄が空の状態でタップすると、左記のメニューが表示されます。Volumio 2 またはMoOde 4か5をお使いの場合は、いずれかをタップするとURL欄は自動的に埋まります。
それ以外のディストリビューションをお使いの場合は、"Other (manual setting)" をタップして、詳細は カバーアート のページを参照ください。
注記:Volumio 2のキューは独自でMPDと互換性がありません。そのためVolumio 2のWeb UIとyaMPCを同時には使用できません。
yaMPCを操作する前に、Volumio 2のキューをクリア(Volumioのキュー画面の右上のゴミ箱アイコンをクリック)して下さい。
また、yaMPCからボリュームコントロールされる場合は、Volumioの「音量オプション」で "MPD Client Volume Control"をONにしてください。
MPDへの最初の接続
Connection Settings 画面でSaveボタンを押すと、Connections画面が表示されます。最初にSaveボタンをおした際は、左記のような"Connecting to MPD"メッセージが表示されます。
"Continue..." をタップしてセルが緑色になるのを待ってください。
接続に成功し(またURL欄とFile Name欄がからでなければ)、"Create Thumbnail Cache?"とカバーアートのサムネイルキャッシュを作るか聞いてきます。"Yes"を選んでください。(Fast open modeがOFFの時のみ表示。ONのときは都度カバーアートを取得してサムネイルを作るので表示されません)
するとyaMPCはカバーアートをダウンロードし、サムネイルキャッシュを作ります。左は1つのカバーアートの取得に失敗し、18個の取得に成功した例です。
次いで左上の"< Loading..."をタップしてください。Queue画面が表示されます。
サムネールキャッシュは、いつでもQueue画面からSetting(⚙) ボタン→ Update Thumbnail Cacheで再取得・更新できます。
yaMPCでカバーアートを表示するためには、各アルバムのフォルダにカバーアートの画像ファイルが必要です。ファイル名の規定値は Folder.jpg です。詳細は カバーアート のページを参照ください。
Connection
+ボタンをタップするとMPD接続設定を追加できます。複数のMPD接続を登録した場合は、Connection画面ですべての接続設定が一覧表示されます。いずれかのセルをタップして接続先のMPDサーバーを選択できます。接続に成功するとセルが緑色になります。
青色の Settingsボタンをおすと、Connection Settings画面が表示されます。
接続設定を削除するには、右上のEditボタンをタップしてください。
この画面はいつでも下記で表示できます。
Queue → Connectionボタン(WiFiアイコン)
iPad用 UI (yaMPC 1.3)
yaMPCをiPadで起動すると、Queue画面が常に右側に表示されています。左側でPlay画面、Albums画面、Browse画面、Search画面を切り替えてアルバムや曲を選ぶことができます。
Slide Over または Side Viewで使用するときは、いったんフル画面のyaMPCを終了してから再起動ください。
Queue
現在の再生リスト(Queue、または、Current Playlist)を表示し、再生コントロールする画面
画面上部、左から順に、
曲のリスト:タップするとその曲を再生
スライドバー:ノブをスライドすることで曲を早送り、または、巻き戻し
画面下部、左から、
Loading...
yaMPCは起動時に、アルバム名一覧、ジャンルやアルバムアーティスなどのアルバム詳細情報(Fast open modeがOFFの場合のみ)、および、再生リスト(Queue)をMPDから読み込みます。この間、Loading...と表示されます。読み込みが完了すると、Queueと表示されます。この時間が長い場合は、Fast open modeをONにしてお使いください。
Play
Play画面は、大きなサイズでアルバムのカバーアートを表示します。再生コントロールの方法は、Queue画面と同じです。画面下部、左から、
右上の Infoボタンは曲の詳細情報を表示します。
Albums
Albums 画面は、すべてのアルバムのカバーアート、タイトル、アーティストを一覧表示します。yaMPCは ALBUMタグでアルバムを識別します。ALBUMタグが同じ曲は同じアルバムと判断します。
検索バーに検索文字列を入力し、Searchボタンを押すことにより、アルバム一覧をアルバム・タイトル、または、アルバム・アーティスによって絞り込みできます。
いずれかのアルバムをタップすると、曲の一覧を表示します。
Play Album ボタン:デフォルトの動作は、Queueをクリアし、アルバム内の曲をすべてQueueに入れ、最初の曲から再生を開始します。Play Albumボタンを長押しすると、ポップアップメニューが表示されます。
Play Albumボタンのポップアップメニュー:
曲をタップした時のデフォルトの動作は、タップした曲をQueueの最後に追加します。曲を長押しすると、ポップアップメニューが表示されます。
タップの際のデフォルトの動作は、いつでも下記手順で変更できます:
Queue -> Setting (⚙ icon) -> Default Album Play Mode
Queue -> Setting (⚙ icon) -> Default Song Play Mode
Settings
Queue -> Settings (⚙) ボタンによりSettings画面が表示されます。ここで 基本的なMPDのコントロールと、yaMPCのデフォルト値の設定が可能です。
yaMPC General
MPD Server
Albums Sort Order
Cover Art in Row
Thumbnail Resolution
Default Album Play Mode: Play Albumボタンをタップした場合のデフォルト動作
Default Song Play Mode: 曲ををタップした場合のデフォルト動作
アプリ内課金
以上の機能はすべて無償です。
Browse画面またはSearch画面で曲を再生しようとすると、左記のようなアプリ内課金の画面が表示されます。yaMPCのライセンスを購入するには、Buy "yaMPC Full Function"という青色のボタンをタップして購入手続きをしてください。
もしも以前にyaMPCのライセンスを購入済で、yaMPCを再インストールした場合は、"Restore License" という緑色のボタンをタップすればライセンスを再度有効にできます。
yaMPCの無償機能だけでも十分MPDをコントロールできますが、アプリ内課金でライセンスを購入すれば、高度なBrowse機能およびSearch機能を使うことができます。
Browse(アプリ内課金必要)
Browse画面は、上部にある5つのアイコンのいずれかをタップすることで、ジャンル、アーティスト、作曲家、プレイリスト、フォルダの一覧を表示します。また、検索バーに文字を入力することで、一覧を絞り込みできます。例えばComposerボタンを押して、作曲家一覧を表示し、検索バーに "ba" と入力すると、Bach、Bartók、Sebastianなど一致した作曲家名が表示されます。
ジャンル、アーティスト、作曲家の一覧の項目をタップすると、それに関連したアルバムが表示されます。アルバムをタップすると、Album画面と同様、そのアルバム内の曲の一覧が表示されます。
ジャンル、アーティスト、作曲家の一覧の項目を長押しすると、該当するすべての曲のQueueへの一括追加を確認するメニューが表示されます。(yaMPC 1.2)
該当する曲が100曲を超えると It will take long time という警告が表示されます。あまり多くの曲をQueueに投入すると時間がかかる上、yaMPCは表示のためにQueueの全曲を取得するためパフォーマンスに影響が出ます。該当する曲数が1000を超える場合は Cancel をお勧めします。
プレイリストの一覧の項目をタップすると、Queueにそのプレイリストの曲がロードされます。プレイリストを表示中にだけ、Editブタンが選択可能になり、Edit機能で不要なプレイリストを削除できます。プレイリストの長押しすると、ポップアップメニューが表示され、再生方法を選択できます。
Folderアイコンをタップすると、MPDの音楽フォルダ以下のフォルダまたは音楽ファイルを表示します。フォルダをタップすれば、そのフォルダ内のフォルダまたは音楽ファイルを表示します。音楽ファイルをタップすると、その曲を再生します。音楽ファイルの長押しすると、ポップアップメニューが表示され、再生方法を選択できます。
Settings画面 Artist Browse Mode:
Search(アプリ内課金必要)
Search画面でTitleタグ、Artistタグ、または任意のタグをキーに曲を検索できます。検索スコープ(Title, Artist または Any)を選び、検索バーに文字列を入力し、Searchボタンを押すと検索して一致した曲の一覧が表示されます。左の例はTitleがLoveで検索したので、曲名にLoveを含む曲がすべて表示されています。
一覧表示された曲をタップすると、その曲を再生します。曲を長押しすると、ポップアップメニューが表示され、再生方法を選択できます。